小型衛星用スペースチャンバ

小型衛星用スペースチャンバは、地上で宇宙空間の高真空、極低温および強烈な太陽輻射等の苛酷な環境を模擬する設備です。主に小型衛星の熱真空試験に使用され、この設備で宇宙機の熱設計の評価、耐環境性の確認を行うことができます。
高真空環境を模擬するため、極低温ヘリウムガス(20 K)が循環するクライオポンプが用いられています。冷暗黒環境を模擬するために真空容器内面に沿って液体窒素が循環する黒色のパネル(シュラウド)が用いられています。太陽光輻射の模擬にはIRランプが用いられています。また、供試体を設置するベースプレートは液体窒素とヒータの併用で温度調節が可能となっています。

仕様

真空容器 形状 横置円筒形
内部寸法 供試体収納空間:φ 1,300 mm×長さ1,300 mm
到達圧力 1.3×10-5 Pa
シュラウド温度 100 K以下
ベースプレート 温調範囲:-100 ~ 100℃
寸法:600 mm×600 mm×25 mm