旋回腕型加速度試験設備

旋回腕型加速度試験設備は、供試体に静的加速度を負荷することで耐性や性能を確認する設備です。宇宙機が打上げ時に受ける重力環境の再現や、航空機飛行時に受ける搭載機器などへの重力環境の再現、またサンプルリターンカプセルの大気圏突入時の耐過重試験なども行うことができます。
加速度環境は、「旋回腕」と呼ばれる、腕の旋回運動による遠心力を利用して最大55.7Gまでの負荷を作り出します。旋回腕回転中心の計測架には、高速のデータロガーが設置されており、加速度、歪、電圧、温度、映像信号などの計測データを無線LANを経由して計測装置でモニタ、記録できます。また、長時間の連続試験ができ、地震発生時には旋回腕本体が安全に自動停止します。

システム構成図

旋回腕型加速度試験設備 システム構成図

仕様

標準回転半径 7,250 mm
加速度設定可能範囲 0.2~546 m/s2(0.02~55.7G)
回転数設定可能範囲 1.6~82.9 rpm
回転方向 時計回り
最大搭載質量 400 kg

利用実績

MMX SRCサブシステム/植物細胞実験 など

供用試験: 航空機搭載機器 など