ロケットに搭載された宇宙機は、打上げ時に振動・音響・衝撃などに曝されます。宇宙空間で運用が始まると、宇宙機は過酷な熱環境・真空環境などの中、求められる機能・性能をしっかりと発揮しなくてはいけません。環境試験技術ユニットでは、宇宙機が打上げ時及び宇宙空間で遭遇する環境を地上で模擬し、耐性を評価するための環境試験設備を運用しています。

音響

反響室に大きな音を発生させて音響環境を模擬し、宇宙機の耐音響性や振動特性を確認するための設備。

振動

強力な加振機により振動環境を模擬し、宇宙機の耐振動性や振動特性を確認するための設備。

衝撃

衛星分離機構などを作動させることによって衝撃環境を模擬し、宇宙機の耐衝撃性を確認するための設備。

加速度

遠心力を利用して加速度環境を模擬し、宇宙機が高加速度による荷重に耐えられることを確認するための設備。

熱真空

宇宙の熱真空環境を模擬し、宇宙機の設計や環境への耐性を確認するための設備。

電波・磁気

宇宙機のアンテナ等の電波特性や磁気特性の測定、電磁適合特性を確認するための設備。

機能・性能

宇宙機の質量・重心位置・慣性モーメントやアライメントを測定するための設備。

その他供用設備等

小型機器の環境試験や前処理に活用できる設備