電波第2試験設備

電波試験設備は、ロケットや宇宙機に搭載されるアンテナ・電波系センサなどの電波特性を解析するための設備です。回転台を用いて、アンテナ・電波系センサに対しさまざまな方向から電波を送信し、その受信感度を測定することで、電波特性を解析します。
電波第2試験設備(第2無反射室)は、部屋の一側面が屋外に面したセミクローズ型の暗室です。シャッターを開放した先には測定路が設けてあり、移動型電波測定塔を出すことにより、送受信距離最大約450 mの遠方界測定システムを構成することができます。第2無反射室は、建物の4階にあり、移動型電波測定塔はそれに対向できるよう約26 mの高さまで垂直に伸ばすことができるため、地面からの反射の影響を受けずに試験することができます。

システム構成図

電波第2試験設備 システム構成図

仕様

第2無反射室 無反射室寸法 13.9 m(幅)×12.5 m(高さ)×10.7 m(奥行)
電波吸収特性 500 MHz〜40 GHz −25 dB〜−50 dB
遠方界測定システム 送受信間距離 電波測定塔を使用して最大約450 m
試験周波数範囲 1770 MHz〜33.88 GHzの範囲で電波法に基づき許可を受けている周波数

利用実績

GPM-DPR/イプシロンロケット搭載アンテナ など

供用試験: 無線信号の特性取得試験 など