大型振動試験設備

大型振動試験設備は、衛星フェアリング内に格納される宇宙機や搭載機器が、ロケット打ち上げ時に発生する振動環境に対して耐性を有しているかを確認するための設備です。動電型加振機により打ち上げ時の振動環境以上の振動負荷を供試体に加え、振動環境下で供試体の構体に破損が発生しないか、加振後の供試体に異常が発生していないかを確認します。
最大搭載質量8トンと、動電型加振機としては国内最大級の加振性能を有しており、大型供試体の試験に適しています。多数の計測チャンネルがあり、多点の同時計測が可能となっています。
筑波宇宙センターには、大型振動試験設備の他に小型振動試験設備や小型衛星用振動試験設備があり、供試体の大きさや用途に応じて使い分けが行われています。

システム構成図

大型振動試験設備 システム構成図

仕様

最大搭載質量 8,000 kg
加振能力 垂直 800 kN 水平 250 kN
加振の種類 正弦波、ランダム波
周波数範囲 正弦波 5~100 Hz ランダム波 5~200 Hz
チャンネル数 制御 54ch 計測 200ch

利用実績

きぼう実験装置/HTV(こうのとり)推進タンク/GCOM-C/ASTRO-H など

供用試験: 携帯電話向け通信アンテナ/包装貨物 など