振動試験はロケットが打ち上がる際、発生する振動に人工衛星が故障せず耐えられるか、を確認する試験です。振動試験設備は人工衛星のシステムやロケット・人工衛星のサブシステム及びコンポーネントについて振動試験を行うもので、大型振動試験設備、小型振動試験設備、小型衛星用振動試験設備の3設備があります。 これらの設備は動電式加振機により供試体に振動を与え、その応答特性を調べるとともに、振動の制御・監視及び計測点における振動データの収録・解析等を行う機能を有しています。また、供試体の過大な振動に対処して、これらを保護する機能を有しています。 | |||
搭載質量 | 最大8,000kg | |
加振能力 | 垂直 | 80,000kgf |
水平 | 25,000kgf | |
加振の種類 | 正弦波、ランダム波 | |
周波数範囲 | 正弦波 | 5〜100Hz |
ランダム波 | 5〜200Hz |