6mφ放射計スペースチャンバは、地球観測衛星等に搭載される光学機器の宇宙環境下での光学特性確認試験や、人工衛星のサブシステム・コンポーネントの熱平衡/熱真空試験を行うことができます。
 チャンバ本体は水平カマボコ型の形状となっています。この形状を採用することにより、チャンバ内での作業性の向上が図られています。
 光学特性確認試験では、高度の防振性能が要求されます。そのため、光学機器を搭載する防振架台及び光学試験装置を重さ3,700トンの独立基礎上に設置し、地盤の常時微動の影響を極力抑えています。また、チャンバ本体の基礎及び回転機器類の基礎は、有害な振動が光学機器及び光学試験装置に外部から極力伝わらないように試験設備の基礎とは別の独立基礎で工夫されています。











 真空容器 形状 水平かまぼこ型
 内部寸法 6m(径)×8m(長)
 到達圧力 1.3×10-5Pa(1×10-7Torr)以下
 シュラウド温度 100K以下または常温(300K)
 その他の特徴 防振機能有
※ユーザーズマニュアルは右記を参照 http://www.aes.co.jp/rikatsu/utilization/index.html

360度 写真

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