分離衝撃試験設備は、人工衛星が最終段ロケットから分離される際やアンテナ等が展開される際の火工品作動による衝撃環境を地上において模擬し、衛星が受ける衝撃レベルを測定・解析する設備です。
 設備は、爆管制御部・計算機部・アナログ処理部・デジタル処理部等から構成されています。
 爆管制御部は、衛星を分離させる火工品に点火電流を流すと共にデジタル処理、高速度カメラを制御します。
 衛星に取り付けられた加速度センサからの信号は、記録装置に記録され、計算機にUPLOADしたのち、フーリエ変換・衝撃応答スペクトラム解析の処理が行われます。また、分離の様子は、高速度カメラによって撮影することができます。











 使用可能衝撃源 火工品(バンドクランプ、ロッドカッター等)に対応
 その他の衝撃源についても計測・データ処理が可能
 計測時間 最大1時間
 計測周波数範囲 〜10kHz(サンプリング周波数100kHz)
 計測チャンネル数 加速度センサ400ch、点火電流1ch
※ユーザーズマニュアルは右記を参照 http://www.aes.co.jp/rikatsu/utilization/index.html